沖縄2日目はノープランです。
私は水族館が好きなので美ら海水族館に行きたいと思ったのですが、調べてみると那覇市内のホテルからバスで片道3時間ほど。往復6時間バスに乗りたい気分でもないので、今回は美ら海水族館を諦めました。
観光がメインの旅行ならおそらく出かけていたと思いますが、今回のメインはワイルドサイドを歩こうよの島田さんが開催するランチ会に参加することです。
ビーコンの小野さんや島田さんと一緒の時間を過ごし続けていたら、きっとこれからも何回か沖縄に来ることはあるでしょう。
そう考えると、何も無理して今回あれこれ予定を詰め込まなくてもいいわけです。
その時の気分で、自分のやりたいようにやればいいんだと思うと気が楽になりました。
路地裏を歩く
ということで、ふらっと散策に出かけました。
那覇空港から世界遺産の首里城がある首里駅まで走るモノレール(ゆいレール)のガイドマップを片手に、のんびり町歩きです。
観光客が多い国際通りから近く、ホテルから歩ける距離だった「壺屋やちむん通り」を目的地に決めました。
「やちむん」とは沖縄で焼き物を意味する方言でして、古い建物が並ぶ風景はお散歩にぴったりとのこと。
国際通りの裏手に位置する壺屋やちむん通りには、沖縄の伝統的な焼き物「壺屋焼」の窯元やショップが並んでいます。陶芸教室なども開催されており、石畳の通りは車の通行も少なく、ゆったりと散策できます。
ガイドマップに書かれていた「石畳の通りは車の通行も少なく、ゆったりと散策できます」という部分に惹かれました。
沖縄は車社会なので車がバンバン通りますし、観光客も多い。のんびり静かに町歩きをしたい私には心動かされる文言でした。
スマホの地図アプリを頼りにしながら、ホテルから気ままに歩き始めました。
焼き物博物館を見つけたので入ってみたり、やちむん通りの一歩裏手に入って気の向くまま歩いてみたり。
やちむん通りよりも路地裏を歩いたほうが楽しかったですね。
店先に掲げられていた路地裏マップを写真に撮り、その路地裏マップとスマホの地図アプリを行ったり来たりしながら、民家の間をグルグル歩き回りました。
路地裏も含めて観光地だと思いますが現代風に整備され過ぎていないので、人々の生活が垣間見れるようなそんな雰囲気が漂っていました。
沖縄を歩いて感じること
壺屋やちむん通りの路地裏だけでなく那覇市内を歩いて感じることなのですが、町全体が昭和な印象です。
平成っぽさを感じないというか。
小綺麗なビルやマンションも建っていますが、全体的に昭和を感じさせる古い建物が多い気がします。整備されていると味気なさを感じることもありますが、大通りから一歩入ると整備されていない分、独特の味わいを感じます。
そして町全体を覆っている匂いも昭和っぽい。何というか、独特の匂いがありますね。
沖縄は所得の差が激しいと聞いたことがありますが、町を歩いていると最低水準は低いんだろうなと感じることも多いです。
歩いている人の見た目や雰囲気だとか、干してある洗濯物だとか、建物の古さだとか。「生活は厳しいんだろうな」と思うことが度々ありました。
観光客と地元民、身なりから違いを感じますね。
連泊のメリット
今回の沖縄滞在は同じホテルに3泊連泊です。連泊すると行動範囲は狭まりますが、メリットも多いですね。
一番メリットだと思うのは荷物を持ち歩かなくて済むこと。
旅行だと普段より多く歩くのですが、荷物が重いとそれだけでイヤになります。できれば着替えなんて持ち歩きたくない。
連泊ならホテルに荷物を置いておけるので、その点は気が楽です。
最近はチェックイン前やチェックイン後、ホテルに荷物を預けて動くこともありますが、部屋に荷物を置いて出かけるほうが簡単ですね。
そして意外なメリットとして感じているのは朝食です。
朝食が評判のホテルに泊まったら朝食を堪能したいところですが、一泊しか宿泊しないとなると1回の食事であれもこれも挑戦したくなります。そして食べ過ぎてしまう……
ですが連泊なら1回の食事で無理やり詰め込む必要もなく、「今日はこれ、明日はあれ」といった余裕ができます。
これが意外と嬉しい。
そもそも朝食を無理やり詰め込むなという話ですが、せっかく美味しい食事がいただけるんですもの、あれもこれも食べたくなりますよね?
一年前の私と比べて
小野さんが常々口にすること「誰と一緒に居続けるか」
去年の夏から少しずつですが、私はこの言葉を意識して行動に移すようにしています。その影響もあるのか、ここ最近は自分の言動が変わりつつあることを実感しています。
今回の沖縄旅行でもそれを感じました。一歩ずつ小野さんの言動に近づいているのではないかと。
小野さんほど移動に次ぐ移動は私の目指すところではありませんが、少なくとも一年前の私よりはフットワークが軽くなっているのではないかと思います。
以前に比べて行動範囲も広くなりました。
自分で意識せずとも「誰と一緒に居続けるか」によって自然と言動が変わってくるんでしょうね。