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『私はどうして販売外交に成功したか』フランク・ベトガー著

『私はどうして販売外交に成功したか』

こんにちは。
穂積ミズホです。

水曜日は本のレビューの日です。
今回は、『私はどうして販売外交に成功したか』を取り上げます。

『私はどうして販売外交に成功したか』とは?

◆どうしてこの本を選んだか?

『私はどうして販売外交に成功したか』は、
世界中で50年以上読み継がれる、営業のバイブルです。
口下手で人見知りの男がトップセールスマンになった27の原則が書かれています。

私はこれまでセールスの経験もなく、セールスに対して苦手意識があります。
セールスライティングの勉強は進んでいませんが、今回はこの営業のバイブルを取り上げます。

本の帯には「営業のバイブル」と書かれていますが、セールスライティングを学ぶまで、私はこの本の存在を知りませんでした。
この本をオススメしている方がいたので、本屋さんで見つけて試しに買ったのです。

分量も少ないですし、お値段もお手頃です。

古典的バイブルの割には読みやすく、今でも十分に通用することばかりで勉強になりました。
テクニックではなく、原則が書かれているからですね。

◆著者について

著者は、フランク・ベトガー。
彼がまだ小さい頃、父親は母と5人の幼児を残して早くに世を去ります。
そのため、フランクは貧しい生活を送りました。

正規の学校教育もほとんど受けておらず、たった6年しか学校に行っていません。
11歳で生活のために母親の手助けをしなければならず、
14歳で学校を中退して働き始めます。
18歳でプロ野球選手になり活躍しますが、ケガで野球を断念します。

失意のどん底の中、デール・カーネギーと出会いました。
この出会いが、フランク・ベトガーの人生を変えます。
その後セールスマンとして成功し、立身出世を果たします。

デール・カーネギーが、フランクのどん底から成功までの物語を本に書くように熱心に薦めたので、この本は誕生しました。

◆本の内容

この本は27項目書かれていて、章ごとにわかれていません。
ここで27項目ズラズラ並べるのもどうかと思うので、大雑把に分類してみると…

  1. マインドセット
  2. セールスの基礎
  3. 失敗する恐怖
  4. 味方を増やすには?
  5. フランクリンの教訓

最初は、マインドセットについて。
第1章「自分の仕事に情熱を持て」は、
推薦の言葉を寄せているデール・カーネギーが絶賛している章です。

次は、セールスの基礎について。
効果的な質問をする効果や、聞くことの重要性について書かれています。

その次は、失敗する恐怖。
セールスマンが失敗する原因や、恐怖心について書かれています。
著者のフランク・ベトガーは人見知りの性格で、駆け出しの頃にはその欠点のために、何度も失敗を繰り返しました。

そしてその次は、味方を増やすにはどうするか?について。
味方を増やして、販売を成功させるための原則について書かれています。

最後は、フランクリンの教訓について。
最後の27章目は、著者フランク・ベトガーが一番肝心だと考えているベンジャミン・フランクリンのことが書かれている章です。

1)営業ってハードルが高いよね

私は小さな会社の経理を担当しています。
事務職です。
営業経験はまったくありません。
営業と聞くと、かなり腰が引けてしまいます。

つい先日のこと。
私と同じように営業経験がない方からメッセージをもらいました。
書くことが好きだからアルバイトで書いたこともあるけれど、書くことで収入を得るのはハードルが高い。

今は悩みに埋もれているとのこと。

私も同じように毎日悶々としつつ、なんとか状況を変えたいと思いつつ。
結局解決できず…
そのまま何となく日々をやり過ごす。

こんな風に悩めるセールスライティング勉強中の人は、予想以上に多いのかもしれませんね。

2)営業のバイブル以上の本

「営業のバイブル」という触れ込みですし、セールスマンとしてどのように成功したか書かれています。

とはいえ、読んだ印象はセールスの本というより生き方の本。

バリバリの営業マンというより、不器用な印象が強い人です。
口下手で人見知りというのですから、グイグイ押す営業マンではない。
そんな人が試行錯誤しながらトップセールスマンになります。

もちろんグイグイ押すこともあったと思いますが、全体的に控えめで抑えた文章なので、営業に壁を感じる私にはしっくりくる本でした。

また読み返したい、そう思う本です。
文章も読みやすいですし、薄い本なので読み返すのも苦になりません。

3)ベンジャミン・フランクリン

フランク・ベトガーが一番肝心だと考えている「フランクリンの教訓」の章は、わざわざ最後に書かれています。

ベトガーが暗中模索をしていた頃、ふと手にした本が『ベンジャミン・フランクリン自伝』でした。
彼はこの本に多大な影響を受けます。

彼はフランクリン13項目の部分を何回となく繰り返し夢中になって読みました。
その13項目を自分流にアレンジして、1週間に1項目実行します。
その効果を身にしみて実感しているベトガーは、フランクリン13項目の実行が成功のカギだと伝えています。

この本には、ベトガーがアレンジした13項目も、フランクリンの13項目も両方載っています。
ベトガーはカードを利用して、13項目を実践しました。
1週間に1項目が13回。それを一年間に4回繰り返します。

私はフランクリンの13項目について、手帳に書き写しました。
まぁ、書き写して満足しただけですけどね(笑)

まとめ

『私はどうして販売外交に成功したか』は、
口下手で人見知りの男がトップセールスマンになった27の原則が書かれています。
営業のバイブルとして語り継がれている一冊です。

営業に向いてなさそうな人でも、セールスマンとして成功できる。
そんなことがわかる本です。

もしあなたが、
営業の壁が高いと感じているなら、この本を読むのはいかがでしょうか。

→ 『私はどうして販売外交に成功したか

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ミズホ
試行錯誤する40代。