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『説得の心理技術』デイブ・ラクハニ著

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こんにちは。
セールスライティングのスキルにフォーカス中の穂積ミズホです。

水曜日は本のレビューの日です。
今回は、『説得の心理技術』を取り上げます。

『説得の心理技術』とは?

概要

『説得の心理技術』は、
自分の望みどおりの結果を手に入れるために
説得術を活用する方法が書かれた本です。

エキスパートとして自分をポジションニングし、
相手の考え方を変えさせ、
全員が「win-win」の関係になれる状況を作りつつ、
自分の望みどおりの結果を手に入れるための戦略や作戦について学ぶことができます。

著者について

著者は、デイブ・ラクハニ。
全米屈指の「説得術」のエキスパートです。

7歳から母親と弟と一緒にカルト教団で過ごしますが、
16歳のときに決意を固め、
誕生日を迎えた直後、家族と離れ一人で教団を脱会しました。
洗脳や心理学、カルト教団の心理操作などについて学び始めます。

学習意欲が高い彼は、その後、
営業販売やマーケティング、影響力について20年以上にわたり研究。
また、NLPの創始者リチャード・バンドラーに師事。
起業家としても、20年間に10以上のビジネスを成功させました。

現在は、
セールス、マーケティング、広報活動を通じて、
世界各国の企業の収益を急増させ、急成長を実現しています。

本の内容

大きくわけると、3つのパートで構成されています。

  1. 説得と操作の違い(第1章〜第2章)
  2. 時間をかけずに他者を説得するための方法(第3章〜第13章)
  3. 説得の方程式(第14章〜第19章)

最初は、説得と操作の違いについて。
説得と操作をはっきり区別するのは意思の違いだと書かれています。

次は、他者を説得する際のポイントと求められる要素について。
時間をかけずに説得するための効果的な実践方法が書かれています。

最後は、すべてをまとめた「説得の方程式」について。
時間をかけずに素早く説得するための実践的フォーマットについて書かれています。
方程式は、ポジション+プレゼンテーション×影響力=説得

『説得の心理技術』を読んでみて

内向的な性格なのです

この本は、
時間をかけずに説得するための効果的なポイントが書かれています。
最高の説得者であるエキスパートになる方法や、
親近感や好奇心について、
許可を与えることの重要性など。

この中で、私が一番面白いと思ったのは「排他性と入手の可能性」の章です。
私は開放的なグループよりも、閉鎖的なグループに魅力を感じます。
そもそも自分が内向的な性格なので、
外へ外へ広がるグループだと合わないんですよね。
そのグループ内に入っているという特別感もありますし。

「排他的」な存在になりたいと望むのは、
自分は他人と違っていることを実感したいだけでなく、
自分と似たような人々への特別なアクセス手段を得たいという欲望があるからだそうです。
排他性がメンバー間の結束と魅力を高めるんですね。

マスターマインドという言葉。
ナポレオン・ヒル著『思考は現実化する』に書かれているそうですが、
聞いたことはあるものの中身を知りませんでした。

ですから、どこか胡散臭い宗教的な印象を持っていました。
まったく違うようです。
同じ目標を持った複数の人々の集団で、排他性が高く、多くは入会することが困難とのこと。
むしろこれは私好みでした。

『思考は現実化する』も、読書リストに加えたほうがよさそうです・・・

何かモノ足りない?

この本。
レビューを書くためということもあり、サラッとですが何回か読みました。
その印象は「何かモノ足りない」ということ。
思ったほど、本の内容が自分の中に入ってこなかったのです。

本の帯に「悪用厳禁」と大きく書かれているので、
期待しすぎたのかな?と思ったり、
サラッと読んだだけだから自分に腑に落ちないのかな?と思ったり。

だから、今回の本はそのように正直に書くつもりでした。

とはいえ、
ダイレクト出版さんでも売れ筋の本で、最近オーディオブックにもなった本です。
印象が薄いだけの本ではなく「何かがあるはず」・・・

メリハリをつけて読めばよかっただけ

第14章「説得の方程式」の部分。
この章をじっくり読むことで、それまでの部分がつながり納得できました。
実は、実用的で応用が効く本でした。

この本は、
大見出し、中見出し、小見出しと枝分かれしているのではなく、
19章の各項目の下に本文が書かれていて、
それぞれの章は同じ横一線の扱いです。

だから、
どこからどこまでの章がまとまった内容なのか、少しわかりにくかったのです。
一度自分の中で整理できると、俄然読みやすくなりました。

本全体をサラッと読むのではなく、
サラッと読む部分とじっくり読む部分で、メリハリをつければよかったのです。

第14章の冒頭部分には、
「説得の初めから終わりまでをマップとしてまとめた本章は、本書の中で最も重要なセクションかもしれない」
とちゃんと書かれていました。
だから、最初からこの章をしっかり読めばよかったんですね。

まとめ

『説得の心理技術』を読むことで、
自分の望みどおりの結果を手に入れるための戦略や作戦に対する理解が深まります。

私はこの本を読みながら、
この本に書かれている説得のスキルは、ブログ記事を書くときに応用できないか?
と考えていました。
セールスレターでも使えそうです。

もしあなたが、
人生で必ず役に立つ説得のスキルを身につけたいと考えているなら、
この本を読んでみたらいかがでしょうか?

ABOUT ME
ミズホ
試行錯誤する40代。