自分軸で生き残るためにスキルアップ強化中です。まずは、7年ぶりに再開したセールスライティングのスキルアップから。
セールスライティングとは売ることに特化した文章の書き方のことです。
セールスライティングを学びましたが、勉強した割に私の売る力は低いので、改めてスキルアップを図ることにしました。
手元にあるセールスライティングの教材をやり直すだけなので、簡単で安上がり。先行きが不透明な状況なので、余分な出費はできるだけ抑えたい。そんな私にピッタリの学習法です。
今回は「セールスライティングを学ぶための超ベーシックなマインドセット」から、印象に残った3点をお伝えします。
学び足りないと感じてしまう「好奇心の隙間理論」

セールスライティングを学ぶと、ライティング以外の周辺知識も必要になってきます。例えば、マインドセット(考え方)や人間の行動心理、ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)など。
周辺知識を深掘りすることでセールスライティングの勉強がさらに面白くなるわけですが、どこまで学んでも学び足りないと焦りを感じてしまうことも。
知識を学ぶと足りない部分が気になり、知識を埋めないといけないという不安が出てきます。その知識の隙間を埋めても、新しい知識の隙間が出てくるので、また知識を埋めないといけないという不安が出てくる……その繰り返しです。
これは1994年に、カーネギー・メロン大学の行動経済学者ジョージ・ローウェンスタインによって発表された「好奇心の隙間理論」で説明されています。
例えば47都道府県を勉強中の人が、45都道府県まで知ったら、残りの2県が気になってしまう。その一方で、まだ東京と大阪の2県しか知らず、残りの45都道府県を知らなかったら、残りの県のことはそれほど気にならなくなります。
知識は学べば学ぶほど、その知識の隙間を埋めたくなるものなのです。
セールスライティングを学んでいると、学び足りないと焦ることもあるかもしれないが、そういうものだと認識することが大切ということですね。
売る罪悪感を克服するマインドセットとは?

セールスライティングを学ぶ上で意識しておくことは、「セールスライティングは価値あるスキル」だということ。
商品を売りつけられるイメージが強いからなのか、セールスマンは嫌われがちです。「セールスお断り」というシールを玄関先に貼っている家も見かけます。
けれども、売れないと商品やサービスが手元に届きません。売れないとお金が入ってこないので、商品やサービスの質が悪くなります。そうなると、ますます売れなくなります。
例えば問題を抱えているカップルがいるとして、このカップルへコミュニケーションに関するサービスを届けることができたら、もしかしたらこのカップルは問題を解消できるかもしれません。その一方で、売ることができずサービスを届けることができなければ、問題は解消されず残念な結果に終わってしまうかもしれません。
売る側は価値を与えており、売られる側はその価値を受け取ることができる。価値を受け取った人はその対価としてお金を支払い、売る側はお金が入ることでさらに多くの人に価値を与えることができる。
だから、売ることは良いことだ。
とはいえ、扱う商品やサービスには気をつけること。価値を信じられる商品を売ることが大切です。
もし価値を感じられない商品だったら?
- 商品を改良する
- 販売するターゲットを変えてみる
- それでもダメなら、その商品は扱わない
セルフイメージは変えられる

セルフイメージとは、自分自身が自分のことをどう思っているかということ。
セルフイメージの持ち方次第で行動や結果にも影響が出るので、スキルアップしたいならセルフイメージを上げておくのも必要なことです。
セールスライターを学び始めの人に多いセルフイメージは、「自分は初心者だから」というものです。
「自分は初心者だから、クライアントが取れなくても仕方ない」
「自分は初心者なので、売れるセールスレターが書けない」
これではいつまで経っても初心者を抜けることはできませんが、セルフイメージは変えることができます。
「自分はプロのセールスライターだから、クライアント獲得のために市場リサーチをしよう」
「自分はプロのセールスライターなので、売れるセールスレターを書くためにインプットの量を増やそう」
セルフイメージを変えると、行動が変わります。
終わりに
知識を増やすより実際に書くことが大切ですが、一つのアウトプットを出すためには、その何倍ものインプットが必要です。
インプットの方法として、読書と体験の2つの方法があります。
セールスライティングの教材を聞くことはインプットです。そこで学んだことをブログに書くことはアウトプットです。
ブログに書くためには内容をしっかり理解して自分の中で消化する必要があるので、インプットにも繋がっています。