先日久しぶりに会った友人から今年は切り替えの年だよと聞いたので、それ以来そのことを頭の片隅に置きながら、これからどのように行動したらいいのか考えています。
偶然ですが仕事を辞めて無職になったことも切り替えといえば切り替えですし、縛られるものが少ないということは自分の好きなように行動できるということ。
4月の香港や5月のアンコールワットやタイ行きも、会社員のままだったら行かなかっただろうと思うと、無職で時間があるからこそできることですね。
こんなふうに捉えると、あてのない無職も魅力的に映るから不思議。
去年の今頃は何をしていたか
去年の今頃は何をしていたか振り返ってみると、いつ会社に退職したいと切り出そうか様子を伺っていた頃でした。ほかの人が退職する兼ね合いもあったので、退職したいと話しづらかったんですよね。
そうこうしているうちにタイミングを逃してしまい、相談という形で慌てて退職の意思だけ伝えておきました。
この時に退職日をうやむやにしたことで、その後半年近く退職するまでウダウダ時が流れてしまったのですが。
しこりを残すことなく辞めましたが、ちょうど業務が忙しくなる手前で辞めることになったので、後任の方にも申し訳なかったと思っています。
それはともかく会社に退職の意思を伝えてから、偶然開いたメルマガで License to beat という年間プログラムの存在を知りました。
これはビート・ザ・コントロール(通称ビーコン)の小野さん主催の年間プログラムでして、このプログラムに参加したことで私は大きく影響を受けました。
だから今年1月から始まった小野さんとワイルドサイドを歩こうよの島田さんお二人の共同プロジェクト「グレートジャーニー」への参加も決めたのです。
グレートジャーニーのコンセプトは今なら価値を感じますが、一年前の私だったらまったく心を動かされないものだったと思います。
仕事か? コミュニティか?
仕事を辞めて数ヶ月。
無職になってから考えるのは、やっぱり仕事ってその人を一番成長させるということ。
仕事だと否が応でも締め切りまでに何らかの成果を求められますし、お金を受け取る以上(給料をもらっている以上)責任がある。
お金をもらいつつ成長の場も与えてもらえる、そう考えると仕事ってありがたいですね。
今はコミュニティに属していますが、これはお金を出して参加させてもらっているわけで、いわばこちらはお客さんです。
仕事ほど厳しさも求められないし責任もありません。成果が出ようが出まいが結局は本人に委ねられています。
もし仕事だったら問題になりそうなことでも、コミュニティなら何となく許される部分もあります。仕事をとおして繋がっているわけではないので、相手を思いやる部分も増えますしね。
それが心地いいのですが、はたしてこの状態をいつまで続けていいのだろうか……
茹でガエル
居心地のいい狭い世界でぬるま湯に浸かっているのではないか。
それがイヤで飛び出したもののまた別のぬるま湯に浸かり、これまでとは違った風景を眺めながら「いい湯だなぁ」なんて思っているだけではないのか。
そんなふうに不安を感じていたところタイミングよく新しいことが飛び込んできたので、その流れに乗ってみることにしました。
結局これだってお金を出して参加させてもらうことに変わりはないのですが、これまでの私なら参加しなかったと思うので少しは世界が広がるかもしれません。
ベースに流れているものは同じなのでこれまでの軸を壊すこともないですし、表面的なものをチョロっと変えてみたというだけなんですけどね。
新しいこと
春は新しいことを始めたくなる季節ですよね。
今年は切り替えの年だと聞いたので、余計に何か新しいことを始めたくなっているのかもしれません。
今年は種まきの一年なんですって。
切り替えの年とはいえ全部を捨てる必要はなく、残すものは残す。捨てるものは思い切って捨てる。そのバランスだと思います。