全8回予定で始まった「Looking Back 智頭合宿」シリーズ。
前回は智頭合宿4日目に飛び入り参加したSWS(秘密結社ワイルドサイド)の中間報告会について書きました。
第7回目の今回は智頭合宿最終日の5日目について。
延泊を決めた時、帰りは宿泊先の「あわくら温泉 元湯(もとゆ)」さんから岡山に出て、岡山から新幹線に乗って東京まで戻ろうと考えていました。
でも小野さんが声がけしてくれたので、岡山まで車で移動するメンバーと同乗できるようになりました。
完全に予定外のできごとです。
貸切状態で朝風呂を堪能する
宿泊先の「あわくら温泉 元湯(もとゆ)」さんのコンセプトは「こどもの笑顔がまんなかにある大きな『家』」
ですから夜は10時でお風呂が終わります。
前日は鳥取県智頭町の廃校オフィスで開催された SWS(秘密結社ワイルドサイド)の中間報告会が終わってから、岡山にある元湯に移動し晩ごはんをいただきました。
ここで「コピーライティングはココロだ!」の動画撮影が始まったり、SWS のミーティングが始まったり、なんやかんやで遅くなり夜10時を過ぎたので、お風呂に入らずそのまま寝ました。
私は温泉に入るのが好きというわけでもないのですが、せっかく温泉に入れるのにそれをムダにするのはもったいないということで朝風呂に入ることに。元湯に宿泊すると朝7:00〜9:00の2時間だけ朝風呂に入れるんです。
私が利用した時はほかに誰もいなかったので、貸切状態です。
平日の朝から朝風呂、それも温泉に入っている贅沢感。
素敵すぎます。
智頭合宿の初日、平日の昼間にビールを飲みながら、タルマーリーのお店の前にあるテーブルでのんびりした時間を過ごした時も感じたことですが、平日にのんびりした時間を過ごせることがその時の私にはこの上ない贅沢感だったんですよね。
やりたいと思ったら何とかなる
岡山まで車で移動するメンバーは、岡山倉敷在住の元 SWS メンバーと名古屋在住のSWS メンバー、小野さんと私の4人です。
この日は倉敷在住の方がオススメのスポットを次々に紹介してくれたのですが、一番印象に残ったのは、民家の中にあるカフェ「珈琲と人」で過ごした時間でした。
倉敷なので観光名所である美観地区を歩いたりもしたのですが、私は夕方に入ったカフェのほうが印象に残っています。
夕方の薄暗い時間、他の3人はパソコンに向かって仕事。私はカフェ内にある本を手に取り、読書。小野さんがトークライブのチケットがありますよ、と話していた人が書いた本を読む。
そんな何気ない時間だったのですが、この時間がよかったですね。
この時間がよかったのは、平日の夕方にのんびりした時間を過ごしていたからだったからもしれません。
実はですね、倉敷在住の方がオススメする焼き鳥屋さんに行くと聞いた時、まず心配したのが宿の確保です。
智頭合宿を延泊した時も最初に心配したのが泊まる場所。とにかく泊まる場所さえあれば何とかなると思えるのですが、泊まる場所が決まってないと途端に不安になるんです。
岡山でホテルを探したのですが、意外や意外。平日なのに空室が見当たらない……
すると気を利かせてくれた方が、その場でサッと高速深夜バスを手配してくれました。
あら、あっという間に解決してしまったわ。
小野さんが「やりたいと思ったら何とかなりますよ~」と話していましたが、そのとおりでしたね。
高速バスに揺られて
高速深夜バスには、もう乗らないと決めていました。乗り心地がいいと言われているバスに乗っても寝られなかったからです。
そんな私だったのに、倉敷から東京までの長時間(約10時間)深夜バスに揺られるなんて……
もし私一人だったらホテルの空室が見つからなかった時点で、すぐに東京に引き返していたと思います。とりあえずネットで探して終わり。ホテルに直接電話で確認することもなかったと思います。
高速深夜バスなんて考えもしなかったはずです。もう乗らないと決めていたので。
でも高速バスに揺られながら考えました。
やりたいと思ったら何とかなるし、やらないと決めたことでも一緒にいる人次第で結果も変わるなと。
延泊した2日間があったからこそ智頭合宿の存在が大きくなった?
厳密にいうと延泊した2日間は智頭合宿とは違いますが、私には延泊も含めて全部が智頭合宿です。
こうやって月日が経ち智頭合宿を振り返ってみると、延泊した2日間があったからこそ智頭合宿の存在が大きくなったのかもしれません。
岡山までのドライブ中、小野さんがトークライブのチケットが3枚ありますよという話から、そのトークライブに3人で行くことになりました。チケットを買ったものの、小野さんはご家族の事情で行くことができなくなったからです。
その後12月、またこのメンバーと再会しました。
別のプロジェクトでほかの SWS メンバーの方と一緒になりましたが、最初から話しやすかったのは、この智頭合宿で一度お会いしたことがあったからこそです。
智頭合宿に行ったメンバーから「どうしてそんなに智頭合宿の存在が大きいのか?」といったようなことを聞かれたことがありますが、実は延泊したからこそ智頭合宿の存在が大きくなったのかもしれない。そんなふうに思いました。
さて次回は智頭合宿全体をまとめて振り返ってみたいと思います。