こんにちは。
セールスライティングのスキルにフォーカス中の穂積ミズホです。
水曜日は本のレビューの日。今回は、記念すべき第1回目です。
ということで、私がセールスライティングを知るきっかけになった本『ウェブ・セールスコピーの法則』を取り上げます。
もくじ
『ウェブ・セールスコピーの法則』とは?
概要
『ウェブ・セールスコピーの法則』は、オンラインで人々の注意を引きつけて行動を促し、モノを売るための文章の書き方について教えてくれます。
「これは、僕の魔法のペンです…」という出だしで始まる長いセールスビデオを見た後、買いました。この本は累計2万部を突破し、2014年のダイレクト出版さんの大ヒット商品になりました。
売れるウェブ・コピーを書くための基本的なルールから始まり、コピーの具体的な作り方や見込み客の心をつかむ方法、インターネットマーケティングの基礎まで、内容が盛りだくさんです。
最後にはクライアントを獲得する方法まで書かれています。
著者について

著者のマリア・ヴェローソは、1977年からコピーライターとして活動し、今ではウェブ・コピーライティングの第一人者として知られています。
クライアントや自身のオンライン企業での売上げは1億5,000万ドルを超えています。
2004年に第1版が書かれ、今回は第3版の翻訳本です。インターネットの進化とともに、内容も改定されている点もこの本の魅力ですね。
本の内容
大きくわけると、4章で構成されています。
- ネット販売の力学とルール
- 最強のウェブ・コピーを作る
- 見込み客の心を動かす
- オンライン・マーケティング
1章は、ウェブ・コピーの基礎について。最短コースでウェブ・コピーライターになる方法も書かれています。
2章は、売れるコピーを書くための方法について。いわゆるノウハウの部分ですね。
3章は、心理テクニックについて。「3の魔法」 は実用的で使いやすいので、私も意識しています。
4章は、オンラインでのコピーの書き方について。これから主流になるだろう動画やモバイル端末などに触れています。
『ウェブ・セールスコピーの法則』を読んでみて
繰り返し読みたい本
この本では、コピーライティングのスキルをゼロから学び始めて、クライアントを獲得するまでを体系立てて書かれています。
この本からコピーライティングを学び始めた私はラッキーでした。ムダなく、モレなく、学ぶことができるからです。とはいえ内容が盛りだくさんなので、1回読んだだけではとても消化できません!
つねに手元に置き、何度も繰り返し読みたい本です。
12週間セールスライティング通信講座
この本だけでもコピーライティングを学ぶことはできます。けれどもゼロからの初心者だったら、本だけの独学よりも、プログラムを使って学ぶほうが効率がいいのではないかと思います。
『ウェブ・セールスコピーの法則』も、12週間セールスライティング通信講座も、同じ寺本さんつながりです。内容に大きなズレがないので、戸惑うこともありません。
まさにダイレクト出版さんの思う壺なのですが……でも、私はこの流れで学ぶことができてよかったです。
リソース・リスト
巻末のリソース・リストは、かなり便利です。
コピーライティングを学ぶための王道の本が多いので、何を読むか迷ったら、ここに書かれている本を読めばいいのではないかと。12週間通信講座のほうでも、同じような本が紹介されていますね。
まとめ
『ウェブ・セールスコピーの法則』は、持っていて損はない本です。
オンラインでのウェブ・コピーの需要は高まる一方でしょうし、コピーライティングの技術を習得するなら、早いほうがいいですよね。
ネットであれこれ情報を探して時間を使うぐらいなら、この本を読むほうがはるかに時間対効果が高いと思います。
寺本さんが淡々と話すだけのセールスビデオを見るのも勉強になります。新手の宗教か? と思うぐらい、最初の印象はあやしいのですが。でも、1日平均149人の顧客を獲得したセールスビデオです。
もしあなたがまだ見ていないなら、とりあえず見てもいいのではないでしょうか?
今ではこの本は絶版になってしまいました。その代わり12週間セールスライティング通信講座のフロントエンド商品は、翌年出版された本『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』に変わっています。
寺本さんの淡々としたナレーションが印象的な魔法のペンのビデオは、今でも見ることができます。
[blogcard url=”http://www.directsales.jp/TWS/”]
『ウェブ・セールスコピーの法則』はどんな本だった?

『ウェブ・セールスコピーの法則』
- 著者:マリア・ヴェローソ
- 出版社:ダイレクト出版(2014年)
- 金額:2,980円(税抜)
- ダイレクト出版さんの流れに乗れる
- 流れに乗りすぎる
- 魔法のペンのビデオは長い